予約困難、”したたむ”に行ってきました。気になるメニューや予約方法などのまとめ!

※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

お出かけ日和

なかなか予約の取れない人気店、したたむさん。

予約時間に全集中をかけてやっと予約を取ることに成功しました◎

夫

予約日の予約時間は携帯と睨めっこが鉄則!

  • 行ってみたいけど、予約の取り方がわからない
  • どんなメニューがあるの?
  • お店の雰囲気は?

気にはなっていたり、行きたいところリストには入っているけどまだ行けていない方。

是非、多くの方にしたたむさんの美味しさと空間の心地よさを味わっていただきたいと思い、予約の取り方や店内の様子、メニューなどをまとめました!

この記事を参考にして、是非したたむさんで美味しいランチを堪能してくださいね。

この記事はこんな方におすすめ

  • ゆっくりランチを堪能したい方
  • 自然に癒されたい方
  • 時間を忘れて休日を楽しみたい方
  • したたむに行ってみたい方

基本情報

営業時間

土・日・月・火

12:00〜(一斉スタート)※ランチ営業のみ

住所

 〒436-0081 静岡県掛川市初馬4394

※少し山道を通るので運転に自信のない方注意!

電話番号

 0537-25-6263

駐車場

有り

したたむ駐車場

第1駐車場▷お店のすぐ下に3台くらい※上の写真↑

第2駐車場▷第1駐車場のもう少し手前の古い建物の敷地内に数台

第2の方が広くゆったりと留められます。※登っていく途中の右手にあり

その他情報
  • メニューはコース1つのみ(ゆったり3時間程) 税込5,500円(季節によって食材が変わります)
  • 電子マネー決済不可
  • アレルギーに関しては予約完了後に聞いてくれます

※2024年6月よりメニューの変更がありました!

食後のドリンクがプラスで付くようになり、¥6200コースになりました。※セットドリンク以外でワンドリンク制

予約の取り方

狭き門の予約の取り方を紹介させていただきます。

基本的に予約は、月初の月曜日(前後する可能性あり)の19:00!

インスタで前もって、予約日をお知らせしてくれるので要チェック◎

次に予約できる日程のカレンダーもインスタに載せてくれてあるので、予定を確認しておきましょう。

予約はインスタのDMのみ!電話は不可。

19:00ぴったりに送らないと、予約は難しいです・・・。

なので、5分前には

  • 名前
  • 希望日(複数可能)
  • 人数

この必須記載事項を打っておいて、時計の針を見て19:00ぴったりに送りましょう!

※上記3点の記載漏れがあると無効になるので注意!

夫

いつも予約開始から10分後くらいには、予約受付完了のインスタ投稿がされます・・・。

くれぐれも19時に乗り遅れないように。

気になる結果はいつ来る?

予約が取れても取れなくてもしっかり返信してくれます!

大体次の日の夜までには何かしらの連絡があります。

※予約応募が殺到した場合、もう少し時間が掛かることも。

わん子
わん子

きながに待ちましょう!

山道を歩いて行くと

したたむ入口

車から降りて、早速たっぷりのマイナスイオンを吸ってちょっぴり急な坂道を、期待とワクワクを詰め込んで登っていきます。

夫

コケで滑らないように気をつけて下さいね。

そうするとちょこんと見えてくるのがしたたむさん。

ご自身たちでリノベーションしたとのことで、思い入れの詰まった素敵な建物になっています。

妻

運が良いと2匹の猫ちゃんが外で出迎えてくれます!

したたむ店内

靴を脱いで中に入ると、大きな窓からグリーンが燦々と輝き自然の中に溶け込み居心地のとても良い空間が広がっています。

今回はエアコンがかかっておらず、自然の風と机に置いてあるうちわで涼しさを。

したたむ猫ちゃん

こちらは、室内飼いの黒ねこちゃん。おっとりと座っている姿が絵になります。

私たちは可愛くて関心を大いに寄せていましたが、猫ちゃんは全く関心を示さないこの表情がまたたまりません。

したたむ店内

席は全部で3席。2人席が窓際に一つと、3〜4人席が2つあります。

わん子
わん子

席から考えると、2人の予約は倍率が高いのかも!

毎回2人で来ている私たちは、こちらの窓際の特等席です。

向かい合って座って食べることが多いですが、たまには隣り合って食べるのも新鮮で悪くないですね。

夫

コースは一斉スタートなので、時間に遅れないように余裕を持って到着するのがおすすめ!

秋のおもてなし

したたむメニュー

席には毎回美しい手書きのコースメニューが置いてあります。

字の汚い私たちには憧れのこの美しい字に毎回うっとり。

漢字の苦手な私たちは、読めない漢字も多いですが、ただ一つわかるのは季節の素材をぎっしりと使っている事だけは読み取れます。

妻

メニュー表だけ見ても、素晴らしい料理が想像できる。

したたむメニュー

さて、毎度おなじみのドリンクですがソフトドリンクをチョイス。

旦那氏は大好きな自家製ジンジャエール、私は季節の酵素ジュースの梅の炭酸割りを選びました。

季節の酵素ジュースは、その名の通り季節によって若干種類が変わりますが、今のところ梅は毎回定番にあります。

他にあと2種類ありましたが、いつも梅一択の私は他を覚えていません・・・。すいません。

したたむドリンク

ここの自家製ソフトドリンクがまたびっくりするくらい美味しくて・・・。

ちょっぴり残暑の残る季節に、炭酸がさっぱりと身体を涼めてくれます。

夫

もう夏も終わり、なんだか寂しい雰囲気。

梅は、酸っぱすぎず優しい甘味で飲みやすく口当たりもまろやか◎

油断すると一気に飲んでしまいそうな飲みやすさ。

妻

食べる人が他にもいるのかわからないけど、私は梅の果肉もしっかり食べます!

ジンジャエールは、甘味が強く程よいスパイス加減と、いい意味で生姜が主張しすぎないバランス。

炭酸も強すぎず、お料理と一緒に飲んでいてもお腹の負担になりにくいです。

夫

氷が溶けにくくて、味が薄まりにくかったよ!

香りごぼうのすり流し
したたむ料理

ごぼうが荒めに削られていて、最初にごぼうの香りがふわっとして飲んだ後に麹の香りが口の中に広がります。

2段階仕立ての味わいで、ごぼう独特の苦味も繊維感もなくとても飲みやすいです。

桜海老の香りもしっかりと溶け込んでいました。

枝豆と帆立貝柱の最中
したたむ料理

こちらの美しい和風最中の中には、枝豆の和物とプリップリの帆立が鎮座。

その下には、工夫を凝らした燻ほうじ茶が敷かれています。

夫

茶葉は、最中が倒れないようにする役割もあるんだって。

贅沢ですが、一口でパクッといただきました。

この一口には、たくさんのストーリーが込められていて、帆立もしっかり味付け処理がしてあり、どこからかやってくるゆずの香り。

めちゃくちゃ美味しいじゃないか。

一体どうやったらこの料理が生まれるのでしょうか。

八寸プレート
したたむ料理

一番上の小鉢から時計回りに紹介させていただきます。

舞茸とツルムラサキのお浸し

鰹出汁がしっかりと染み付いて、ゆずが香るさっぱりとした一品。

舞茸とツルムラサキは、食感がしっかりと残っていてイキイキとしたお浸し。

目光の南蛮漬け

初めて食べた目光でしたが、脂がしっかりのっていてとろけるような柔らかさにうっとり。

骨や尻尾まで柔らかく、丸々パクッといただきました。

南蛮タレとも相性がバッチリ◎

焼きネギとササミの昆布〆

八寸プレートの常連さんのこちらは、シンプルな味付けながらも存在感のある人気者。

ほんのり香るごま油と昆布の香りが食欲をそそります。

里芋の衣かつぎ

丁寧に下処理と、飾り付けをされた里芋さん。

甘みをしっかり引き出し、味付けはシンプルに塩のみ。ねっとりと優しいお味。

秋刀魚のコンフィ

秋といえばの秋刀魚も登場。酸味のある梅肉ソースを合わせて、さっぱりとした味付けで秋の訪れを感じます。

毬栗揚げ

これは、芸術作品。栗のトゲトゲを揚げた素麺で表現するという斬新な一品。

ちょっぴりお口がイタタタとなりましたが、中身の甘〜い栗のペーストに辿り着くと痛みをも忘れて幸せが溢れ出します。

夫

嫁さんはお口を痛めていましたが、僕は歯応えのあるこのトゲトゲが病みつきになりました!

茶筅小茄子(中央)

小さな茄子は、茶筅に見立てて可愛く登場。

ちょっぴり苦味のある大人な味ですが、お出汁がしっかりと染み込み抹茶を飲んでいるような上品な一品でした。

変わり揚げ出し(胡麻豆腐、無花果、卵焼き、万願寺唐辛子)
したたむ料理
胡麻豆腐

ぷるんぷるんの胡麻豆腐は口に入れた瞬間に溶けて無くなるほどの柔らかさ。

周りは薄衣。しっかり出汁を吸ってじゅわじゅわとろとろ〜。

無花果

低温で丁寧に揚げられた無花果はかつてない甘さにびっくり。

無花果と大根おろしがこれまた合う。無花果の甘さを一層引き立たせます。

卵焼き

一層一層丁寧に巻き上げられた卵焼きは、芸術作品のような佇まい。

出汁の旨味をぐんぐん吸った卵焼きに感無量です。

万願寺唐辛子

ほんのり甘い唐辛子で有名なこちらは、揚げ出しにすることで万願寺唐辛子のポテンシャルを100%引き出した激甘唐辛子に大変身。うまうまでした。

金目鯛のポシェ
したたむ料理

彩り豊かなおしゃれさんの登場です。まさかこの下にナスが隠れているなんてこの時は誰も気づけませんでした。

このナスがトロトロあまあまで美味〜。主役を張れるほどの存在感を放っていました。

そして本名の金目鯛。美しすぎる。。

感動に浸り、惜しみながら一口、、美味すぎる。金目鯛ってこんなにジューシーだっけ?

淡白ながらもふわふわジューシーな金目鯛にお箸が止まりません。

静岡県産豚ヒレ肉の塩麹焼き 〜九条葱ソースを添えて〜
したたむ料理

遂にメインディッシュが来ましたよ。

厚切りの豚ヒレ肉からは塩麹のいい香りがして、お皿の上には美しく飾られた食材たち、お外では蝉の大合唱と贅沢な雰囲気に包まれながらいよいよ実食。

お肉が柔らか〜い!豚肉なのに全然脂がしつこくない、そしてジューシー。塩麹の塩味は控えめでお肉本来の美味しさを存分に味わえます。

お肉の上の九条葱のソースは甘く身体に優しい感じ。一緒に食べると皆大好き甘じょっぱい味付けになり口の中に幸せが広がります。

添え野菜の丸オクラは蒸し焼きでふっくらねばねば食感。旬の夏野菜はとても美味しく、お皿に添えられた塩を付けて食べると味が締まりまた違った味わいを楽しむことができます。

秋鮭と木の子と浅葱の炊き込みご飯
したたむ料理

出来立てのご飯を、土鍋ごと席に運んできてくれます。

蓋を開けてると土鍋いっぱいに広がる緑に私たちのテンションは爆上がり!

周りの席からも「おぉぉーー!!」という歓声が聞こえてくるほど盛り上がってきました。

その真ん中には、西京焼きにした鮭がどっしりと。

夫

やっぱり西京焼きしか勝たん。

息を呑むような美味しそうな香りが広がり、終盤ながらも食欲が湧いてきます。

したたむ料理

料理人のご主人が、直々にご飯をよそってくれます。そこになんと贅沢な、いくらもプラスα。

シャケとイクラの親子と、たっぷり木の子で秋満喫の炊き込みご飯の出来上がり◎

西京焼きの香ばしい味と、イクラの濃厚な旨味が随所に現れて奥深い味わいでした。

そして秋の味覚の木の子さんはコリッコリのシャキッシャキ。木の子の美味しさを再認識出来ました。

土鍋一面に広がるのは浅葱(アサツキ)というユリ科の多年生植物。一般的なネギとは違いかなり細め。程よい辛味と豊かな香りが特徴的な品種です。

妻

小ネギだと思って食べていた私をお許しください。。

全部の具材が主張しすぎずバランス良く調和しているので素材一つ一つが生き生きと輝いていました。

夫

あまりの美味しさに家で真似して作り続けています。

生海苔のお吸い物は、なんと言ってもシンプルで、海苔の味が隅々まで堪能できる海の味を感じるお吸い物。

余計なものを全て剥落とし、一緒のご飯を引き立てつつも自分も程よく目立つ優れ者。

無くてはならない存在です。

甘味 〜水餅〜
したたむ料理

最後は、デザート。

ここまででかなりお腹はいっぱいになていましたが、この美しい水餅はどんなにお腹がいっぱいでも、美味しく食べれてしまう口溶けの良さ。

涼やかな見た目はもちろん、シンプルにきなこと黒蜜でいただく水餅はお料理の締めとしてふさわしいデザートでした。

総評

したたむイラスト

したたむさんのコース料理は、約3時間ちょっととゆったりコースになっています。

3時間と聞くと長いかな?って思いますが、実際食べていると全くそんな感じがせず、”え!もうそんな時間なの?となるほどに心地よく時間が流れます。

普段の生活でこんなに贅沢にゆっくりご飯を食べれることがないので、とても貴重な時間でした。

一つ一つの丁寧に作られたお料理だからこそ、食べる私たちも丁寧にゆっくり食べたいと思う次第です。

今回は少し長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました