用宗にある、是非皆さんにも行っていただきたいレストラン、”カスターニョ”のご紹介!
用宗の住宅街を歩いて、小道を進むと素敵な建物がポツリ。
ゆったりと静かな用宗の街並みに溶け込んでいるイタリアンレストラン、カスターニョ。
用宗の散策も楽しいよね!
この記事では、何度行っても感動する私たちの大好きなカスターニョのお店の雰囲気やメニュー、金額をまとめました。
是非、最後まで読んでくださいね。
この記事はこんな方におすすめ
基本情報
営業時間
Lunch 11:30〜 14:30
Dinner 18:00〜 22:00
Close 日曜日/月曜日/火曜日昼
住所
〒421-0122 静岡市駿河区用宗4-8-24
用宗駅から約徒歩5分
電話番号
054-659-2557
駐車場
駐車場2台あり※カネヒデ小林商店さんの隣の駐車場2台分(店舗から少し離れているので注意!)
海沿いのフリー駐車場に停めてもOK!歩いてもそんなに遠くなく、駐車台数も多いのでオススメ◎
その他情報
- 予約は電話受付のみ(予約必須)
- paypay利用可
- ランチ・ディナーメニューは同じでアラカルトのみ
リノベーションとこだわりの家具が美しい店内へ
駐車場から少し歩いて、細い道を進むとしっとりと現れるカスターニョ。
建物は、古民家をリノベーションした情緒あふれる雰囲気。
夜の雰囲気は、昼間とまた違ってムーディーで特別感が味わえます。
仕切りがあまりなく、広々と開放感のある店内。それでいて、お客様同士の目線が合いにくいように、絶妙な配置のパーテーションで仕切られていました。
店内の家具はほとんど木製のアイテムが多く、温かみのある空間になっています。
岡部の木工雑貨屋さんのオキーフファニチャーさんのテーブルが使われています。
カトラリー置きや、お皿などでもオキーフファニチャーさんの木製アイテムがたびたび登場します。
カトラリーは不動のクチポール。細部までこだわりがたっぷりと詰まっています。
これまたオキーフさんの木製コースター。オリジナルロゴが可愛い・・・。
こんな感じで、店内も上手にリノベーションされてお洒落にまとまっていました。
アラカルトのみ、地元の味わいが楽しめのメニュー
乾杯のドリンク
さて、お酒の飲めない私たちはお決まりのソフトドリンク!
左が自家製ジンジャエール(税込¥748)、右が自家製シソソーダ(税込¥715)です。この”自家製”が大好きな私たち。
同じジンジャエールでも味がそれぞれ全然違うから飲み比べが楽しい!
こちらのジンジャエールは、とにかく生姜の風味が強い!スッキリさっぱりしていて、スパイスも入っているみたいなので冷たい飲み物なのに体の中がポカポカしてきました。
生姜好きにはたまらない一杯でした!
そして、紫蘇ジュースもかなり紫蘇感が強い!紫蘇の風味が飲んだ瞬間サッと広がります。濃厚なので、ちょっと飲んだだけで満足感がすごい。
どちらも、お料理の途中途中に飲むとお口がシャキッと0になってまた次の一口が新鮮な味で食べることができました。
真鯛のカルパッチョといちじく・リコッタチーズ・薬味野菜の葉野菜サラダ(税込¥2,090)
サラダに真鯛が入っているなんて、初っ端からこの上ない贅沢に感謝感激です。
真鯛は、プリッとした食感の中にほのかな甘みと軽く炙られた皮目の香ばしさが光る!
そして、今が旬であるイチジクも惜しむことなくゴロゴロとたくさん入っていました。
イチジクは熟成がいい感じで進んでいて、とてもジューシー。
そしてリコッタチーズとイチジクと真鯛の相性はバッチリで、さらにバルサミコ酢が加わることで、より一体感のあるサラダに仕上がっていました。
太刀魚とズッキーニ・しし唐・インゲン・他野菜のチーズフリット(税込¥2,035)
こちらもお野菜がたっぷりの一品です。
どっしり横たわっているのが、主役の太刀魚です。太刀魚は、淡白ながらも、味がふっくらしてとてもジューシー。
ズッキーニは、水分がしっかり閉じ込められていて噛んだ瞬間、ジュワ〜と旨味が口の中に広がります。
しし唐の辛みに、衣にかかったチーズが程よく調和し心地よい味わいに変身。
インゲンは、細い体に旨味が凝縮。
今回のその他野菜は、夏野菜のゴーヤ、ナス、オクラ、舞茸でした。
写真で見ると少なく見えますが、実際は結構なボリューム感!
2人でひとつでも満足感大!
そして、こちらに添えられているのが醤油麹の自家製タレ。
まずは、タレなしでいただいてシンプルなフリットを味わってください。
お次は、この自家製ダレを少し付けて食べてみると甘じょっぱいタレがフリットの優しい味に刺激が加わり、全然違った味わいに!
特に麹ダレの発酵の香りが、鼻に抜ける感覚が病みつきになりました。
タレは濃いめなので、付けすぎ注意!
羊肉とエリンギ茸と小坂の落花生 煮込みのラグーソース タリアテッレ(税込¥2,200)
聞き馴染みのないタリアッテレとは、フィットチーネよりも幅が少し狭い平打ちパスタです。
平打ちパスタは、普通のパスタに比べて表面積が多く口に入れたときに食感がぼやけやすいですが、落花生やエリンギなどそれぞれ違った食感の食材を合わせることによって、ひとつひとつが引き立ち、より鮮明な仕上がり。
じっくり煮込まれた羊肉は、トロトロで歯がなくても食べれちゃうほどの柔らかさ。羊肉独特の臭みもなく意外とさっぱりと食べやすいパスタでした。
初めてのタリアッテレは、フォークに巻きつけやすくてびっくり!
〜自家製フォカッチャパンはさみます〜(1個税込¥250)
そして、大好きなパンの登場!お決まりの、外はカリッと中はフワッと。
全粒粉のパンで女性にも嬉しい。
ちょっとつぶつぶした食感がたまらない!
付け合わせのオリーブオイルを付けて食べても、これまた美味。
パスタの残りのソースを綺麗にパンに吸わせて食べました。
これを業界では、ブルドーザーと言う。
ラム酒風味のサツマイモとリコッタチーズを帽子状に包んだラヴィオリ(税込¥2,200)
さて、カスターニョの一押しメニューの登場です!
私も一番大好きなメニューです!行ったら絶対食べてほしい!
初めて見たときは、”何これ?小籠包?”となり衝撃が走りました。これだけで足りるかな?と思ってしまいがちですが、一個一個の破壊力が半端ないです。
今回のラヴィオりは、みんな大好きサツマイモ!
中を開けると、甘ーーーーーいサツマイモがこんばんは!
デザートのような甘味に、ほのかに大人なラム酒の風味がチラリ。
ラム酒の香りが強すぎないため、お酒が苦手な方でも美味しくいただけます!
サツマイモと一緒にリコッタチーズも隠れているので、甘さと塩気のバランスが抜群◎
癖になる味わい!
中のサツマイモとチーズがとろっと柔らかいので、ラヴィオリの生地はあえての硬め。
生地の茹で具合もしっかり丁寧に考えられています。
カスターニョに来た際には、絶対に外せない一品!
馬フィレ肉のグリル 野菜添え 自家製醤油糀とバルサミコ薬味のソース(税込¥5,720)
さあ、お料理も佳境に差し掛かりメインディッシュの登場です。
こんな大ぶりな馬肉を食べたのは、生まれて初めてです!馬肉は、脂肪分が少なくヘルシーなお肉ですがシェフの絶妙な火入れによりしっとりジューシで牛に劣らない食べ応え。
焼き加減は、ミディアムレア。臭みは全くなく、噛みごたえがありながらも嫌な硬さを全く感じさせない上品な仕上がり。
噛んだ瞬間滝のように溢れ出す肉汁に感動・・・。
そして、特筆すべきは香味野菜の醤油麹ソース。その美味しさは、言葉では言い表せ無いほど、まさに唯一無二。
お値段はちょっと張りますが、ぜひ食べていただきたい1皿!
お野菜もお肉もたっぷりで、お腹いっぱいになるね!
締めのデザート①カボチャとキャラメルナッツのセミフレッド(税込¥700)
こちらは、私が選んだデザート!
デザートのメニューも毎回少しずつ変わりますが、いつも私の大好きなものばかりでどれにしようか決めるのが一苦労。
今回は、初めてカボチャのセミフレッドをチョイス!
※セミフフレッド…半解凍状態の、アイスケーキのようなお菓子
キャラメルのほろ苦さと、カボチャの甘みが最高の組み合わせ◎
中には、カボチャの実がたっぷりと入っていて歯応えのアクセントが楽しい!
ここでまた私の大好きなシナモンが香ってくるので、すっかりカボチャのセミフレッドの虜に。
締めのデザート②無花果とマスカルポーネのジェラート(税込¥600)
無花果のねっとりとした食感と、濃厚な甘さと芳醇な香り。
マスカルポーネは、乳脂肪率80%以上なので超濃厚で贅沢なジェラート。
そんな濃厚なマスカルポーネを使用しているので、重そうに感じますがマスカルポーネは酸味が特徴のチーズなのでちょっぴり大人な仕上がりに。
夏の終わりに、大好きな無花果をしっかり堪能できました。
総評
今回も素晴らしいお料理をしっかり堪能させていただきました!
コースではなく、アラカルトメニューなので自分たちの好きなものだけを選べるのも魅力的◎
どのメニューも、とりわけ前提のためボリュームがたっぷりあるので最初のメニューに目が眩んでたくさん頼んでしまいそうになりますが、冷静に判断しましょう!
私たちはいつも頼みすぎて、腹12分目になってしまいます。
お料理のクオリティーもさる事ながら、お料理の提供のタイミングの心地よさにも感動◎
おかげさまで、とっても贅沢で幸せな時間を過ごすことができました。
用宗は、今いろいろな新しいお店や施設ができているホットスポットなので、用宗観光の際は是非カスターニョに足を運んでみてください!
最後まで、読んでくださりありがとうございました。
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