長野県で見つけた、とっておきのホテルUNE PETITE MAISON。
お誕生日や記念日などの宿選びって意外と難しいですよね。
毎年新しいところに行きたいけど、なかなか決めるのに苦労しています。
食べるのが大好きな私たち夫婦は、宿選びの一番のこだわりが”ご飯”が美味しい事!
そんな食いしん坊の私たちがお勧めするのが、UNE PETITE MAISON。
この記事では、UNE PETITE MAISONの素晴らしい料理と、記念日にもぴったりなゆったりとリラックスできるホテルについて詳しくご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
この記事はこんな人におすすめ
基本情報
時間
チェックイン16:00〜19:00 / チェックアウト10:00
金額
1泊(2食付き)¥24,200 ※現金・クレジット・各種QRコード可
部屋の広さ
Twin Room 16㎡ シングル2台(2名用)
Triple Room 19㎡ シングル3台(3名用)
室内設備
バスルーム、バスタブ、シャワー、洗面、トイレ、冷蔵庫、ケトル、エアコン、テレビ、ドライヤー
※Wi-fiあり
アメニティー
バスローブ、バスタオル、フェイスタオル、バスマット、スリッパ、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、コットン、歯ブラシ、歯磨き粉、ティーセット、焼き菓子
予約
公式サイトより、ネットで予約ができます。
Check in
自然豊かな場所にポツポツと住宅や別荘らしき建物が佇んでいて、そのひとつが今回のホテルです。
一軒家くらいの大きさで可愛いドアを開けたら、なんだかホッと落ち着くような優しい雰囲気。初めてとは思えないほど安心感があったのを今でも覚えています。
小さな空間でも、ひとつひとつのインテリアのアイテムにこだわりとセンスを感じました。
行ったことないけど、フランスの田舎の街にひっそりとある優しいレストランみたいな感じ
ホテルの方も優しい優しい雰囲気で、早くもここに来てよかったなぁと思いました。
チェックインを済まして、お部屋へと向かいました。お部屋は2階にあります。全部で3部屋ありました。今回は、他の宿泊の方がいなかったので貸切のように贅沢に過ごすことができました。
ホテル中がアロマのようないい香りがする・・・・。
お部屋の紹介
扉を開けると美しいブルーのダマスク柄の壁が広がっています!
シックな壁紙がいい感じにフレンチ感を演出!
私たちが泊まったお部屋は、Twin Room(16㎡)です。シングルベッドが2台並んでいて、隅には2人で座ってゆっくりできる小さなダイニングテーブルと椅子2脚があります。しっかりテレビもあります。
ホテルのお部屋はコンパクトなサイズですが、2人で過ごすのにはぴったりな広さでした。
お手洗いとお風呂が一緒になっているタイプなので、ゆっくりお風呂に入りたい方は近くの温泉に行くのがおすすめです。
ホテルのタオルを持って行っても良いと言ってくれたので、私たちは最短距離の徒歩3分くらいの小さな温泉に行きました。
その他にも何個か近場にあると言っていたので、お風呂には困りません。少し早いですが、チェックインの前にお風呂に入っておくと楽だと思います。
アメニティのクオリティが高い!
準備されているタオルや歯ブラシ、シャンプー全てのアメニティがオーガニックで身体に優しいものばかり。
普段なかなかここまでこだわれないので、特別感が味わえました。
ありがたみをもって、ひとつひとつ丁寧に使わせてもらいました。
身体が大喜びしているよ!
お待ちかねのディナータイム
ディナー会場は1階のチェックインした場所。大きな窓と吹き抜けで、とても開放的な空間です。
まだ外が明るかったので、外の緑がとてもきれいでした。
ディナーは時間を18時〜19時の間で選ぶことができたので、私たちは18:30にしました。
お腹空いて倒れそう・・・。
これまた美しいロウソクが私たちを出迎えてくれました。
お料理はコースで、季節によって内容が変わるお楽しみメニューになっています。
メニュー表を見て品数の多さにびっくりして、ワクワクそわそわ。
さすが長野!果物や野菜をたっぷり使ったメニューがたくさん!
2人ともお酒が飲めないけど、雰囲気を出すために自家製ハーブの炭酸ジュースを。
旦那氏が何を頼んだのかは2人ともさっぱり覚えてません。ごめんなさい。
ハーブがしっかり効いていて、柑橘系のシロップがとっても爽やかで心も体もスカッと軽くなる美味しさ。
家でも作ってみよう!とこの時はやる気に満ちていましたが、真似できそうにありません。
まずは前菜2品。トマトとイチゴの冷製スープとスナップエンドウとチーズのパイ。
トマトの風味がギュッとなって、濃厚でまろやかな口当たりのスープ。
イチゴの甘みもしっかり感じられました。オリーブオイルがトマトと苺をしっかりまとめていました。
タルト生地は軽めで、かなりサクッとしていました。スナップエンドウもしっかり食感が残っていて風味がとても良かったです。
タルトをつまんでスープを飲んでを繰り返して1皿目をじっくり楽しみました。
サーモンと新玉ねぎのムースに日向夏のスペシャルコラボ。
こちらもスタートにはぴったりのサッパリプレート。
玉ねぎをムースにしようなんて、生まれてこのかた考えたこともない発想でした。
もうほぼデザートみたいな見た目で出てきましたが、これこそワインに合いそうな一皿。
サーモンとムースで食べても美味しいし、日向夏とムースで食べても美味しいしやっぱり全部一緒に食べても美味しい。
さて、ついにパンがやってきたぞ!コースのギアが徐々に上がってテンションも上がってきました。
私たちはテンションが上がりすぎて、後のことを考えず美味しすぎてパンを単体で食べきってしまいました。
この後のおかずと一緒に食べようと思ったのに気づいたらもうない。
何かとんでもない芸術品が来ました。カリッカリのチーズの下にほうれん草がいて、その下に砂肝が隠れているなんて誰も予想なんてできないはず。
食べたことない組み合わせだけど、美味しいが確定しているこのシルエット。
お野菜と一緒だから、身体にいいという保険付き。砂肝もコリッコリで噛めば噛むほど美味しいやつ。このチーズがまたいい仕事してくれました。
はい、来ました海の幸。まさか長野でお会いできるとは夢にも思いませんでした。
しかし、侮ることなかれ。ホタテはぷりっぷりで、空豆はとても香ばしく素材の良さをお互いに引き立てあっていました。
優しい甘さのホワイトソースのお布団が両者を優しく包み込み、温かい一皿でした。
こちらは、ヤリイカのリゾットfeat.レモンです。
お米は贅沢に新潟県産コシヒカリを使用。炊き具合は少し硬めで、ヤリイカの食感と合わせて歯ごたえを楽しむ仕上がりです。
レモンの風味がさっぱりしていて、夏の夜にぴったりなリゾットでした。
可愛らしく飾られた、鰆とグリーンアスパラのチームです。
まだヤングなアスパラは、苦味が全くなくいつものアスパラとは別物でした。
鰆はほんのり焼かれていて、臭みも全くなくお上品な甘味が口の中に広がりました。
皮目のしっかりとした歯ごたえと、しっとりとした身の柔らさは、鰆至上最高の一品でした。
こちらがメインボスの菅平高原のダボス牛でございます。
ダボス牛は市場流通しない長野の希少な和牛で、”健康な牛”にこだわっているので、赤みが主体で脂身も少ないので普通の牛よりさっぱりしながらもお肉の味がよりしっかり伝わります。
そんなダボス牛のお相手は、清美オレンジです。
長野らしく、蕨と筍が添えられた豪華コラボレーション。
オレンジのソースと和牛のマリアージュは、家ではお目にかかれない新鮮な味わいでした。
コースのフィナーレは、濃厚キャラメルソースをまとったプリンです。
なんと上にはルバーブという野菜が乗っていました。砂糖で煮てあり、杏のような香りとちょっと癖のある酸味が大人の味を演出。
これは過去一の絶品プリンや!
ひとつのプリンにたくさんの工夫が詰め込まれた、芸術的な味。
単なる甘いプリンではなくて、酸味・甘味・苦味全てが調和した至高のプリンを目の当たりにしました。
お誕生日おめでとー!
どうもありがとう!
最後はお誕生日プレートを用意していただきました。
ヌガークラッセとアイスクリームの登場です!
ナッツの香ばしさがしっかり詰まっていて、ハチミツの優しい甘味が1日の疲れを癒してくれました。
もちろん私たちは、周りのチョコレートも文字まで綺麗にペロリ。
以上が最高すぎたディナーコース全10皿の紹介でした。
いかがでしたか?書いていて私たちもまた食べたくなってしまいました・・・。
この後お腹いっぱいになった私たちは、そのまま深い眠りについたのでした。〜21時就寝〜(寝るの早っ)
寝て起きたらもうモーニング
部屋を出て、1階の朝食会場に向かいます。
夜と同じ場所でのモーニングでしたが、光の入り方も変わってまた違う雰囲気になっていました。
大きな窓に入る自然の光が気持ちよく清々しい朝でした。
夜にあんなにたくさん食べたのに、不思議と胃もたれもなく身体がスッキリとしていました。
お肉はもちろん、素材にこだわったフルーツや野菜もたくさん食べたからかな?
朝の一発目は、搾りたてのオレンジジュース。
これまた濃厚で、つぶつぶ感がたまりません。
寝起きの身体が一気にスッキリしました!もはやみかんを丸ごと飲んでるかのような濃い〜味でした。
そして次に届いたのが、フレッシュサラダ。
朝からこんなにたくさん野菜を食べる習慣がないので、なんだか贅沢な気分になりました。
朝から身体にいいことばかり。
サラダには、アクセントに清美オレンジが入っておりビタミンCもたっぷり摂取!
モーニングオードブル幸せ〜!
映画のワンシーンのようなモーニングプレートが出てきました!
とろっとろのスクランブルエッグにカリッふわっトーストに、旨味たっぷりのローストポーク、付け合わせのカマンベールチーズ。
どれから手を付ければいいのか・・・。
どの組み合わせで食べても、相性がバッチリ!
僕はお肉とチーズをパンに乗せたのが好き!
私はシンプルにスクランブルエッグトースト!
各々の食べ方で楽しく美味しくいただきました。
これはやばかった。極上フレンチトーストがやってきました。
今までに食べてきたフレンチトーストの概念を覆す、カリトロ食感。
贅沢に蜂蜜をたっぷりかけていただきました。
程よいサイズで心とお腹が満たされました。
あと10枚は食べれるよ!
最後は、コーヒーと自家製グラノーラ。グラノーラはなんとシェフの手作り!
甘さは控えめですが、しっかりナッツの香ばしさが生きていてヨーグルトと一緒に食べるととても美味しいです。
はあ〜ご馳走様でした!美味しすぎてあっという間のモーニングでした。
ディナー同様、フルーツと野菜がたっぷりでリフレッシュできました。
総評
荷物をまとめて、名残惜しく部屋を去りました。一泊二日の短い宿泊でしたが、とても密度の濃い時間を過ごす事ができました。
それもオーナー夫婦の暖かさ、優しさのおかげです。
お食事中もいろいろなお話をしてくださり、長野の魅力を改めて発見する事ができました。また長野に来るときは、ぜひもう一度こちらに泊まりたいと思います。
長野に旅行を考えている方はぜひ、UNE PETITE MAISONを訪れてみてはいかがでしょうか?
心も身体も安らぐ、最高のひと時を求めて・・・。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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