それはかれこれ4年前。
私の中でいきなり台湾ブームがやってきて、台湾料理にどハマりした時期がありました。(食べる専門)
その勢いに乗って、この“台湾の「いいものを」を持ち帰る“という本を購入しました。
台湾旅行を夢見ていたのですが、コロナでその夢は遥か彼方へ。
せめても台湾を楽しもうと、この本の表紙を飾っている『電鍋』を迎え入れる運びとなりました。
購入して4年も経ったなら、相当使い慣れてるんでしょうね?
・・・。
今日この記事を書こうと思ったのは、すいませんがお蔵入りしかけていた電鍋と私の心に再加熱を!
という思いを込めて、電鍋を一から勉強し直しました。
電鍋を購入しようと思っている方や、気になっている方にもわかりやすくまとめているのでぜひ最後まで読んでみてくださいね。
この記事はこんな人にオススメ
電鍋って何?
電鍋は、日本でいう炊飯器のような一家に一台必ずあると言っても過言ではない生活必需品。
ちなみに正式名称は、大同電気釜と言い、台湾の一番老舗の電機メーカー『TATUNG(大同)』という会社で作られています。
1960年に誕生してから、今では一家に1.7台以上の普及率!
一家に一台以上も必要か!?
初めは炊飯器として販売されていましたが、徐々に炊飯以外のあらゆる料理に使われるようになりました。
蒸したり、煮たり、温めたり、強者は揚げ物をしたり・・・。
台湾の方達は、私たちの想像以上にこの電鍋であらゆる料理をこなしています。
電子レンジ以上に普及している電鍋は、家庭はもちろん会社などにも置いてあるそうです。
何より火を使わず、誰でも簡単にあらゆる料理ができるということで今でも台湾で愛され続けています。
基本スペック
最大炊飯容量 | 1.8L(6合炊き) |
消費電力 | 炊飯時 : 600W / 保温時 : 35W |
電源 | 100V50 / 60Hz |
サイズ | H240×W310×D255mm / 内釜直径 : 200mm |
質量 | 3.2kg |
外鍋材質 | アルミ製 |
私たちが購入したのは、日本仕様の電鍋です。
日本で販売されている電鍋も台湾の工場直輸入ですが、台湾で売られている電鍋と若干違いがあるみたいです。
日本には2015年にやってきたよ!
セット内容
電鍋を購入すると、こんな感じで付属アイテムが色々と付いてきます。
作るお料理に合わせてアイテムを使い分けていきましょう。
中には全く使っていないものがちらりほらり・・・。
外釜
こちらがメインボディーの外釜。
びっくりするくらいシンプルな作りで操作方法もとっても簡単!
説明書も要らないくらいだね。
保温スイッチと炊飯レバーしかありません。
スチームプレート
スチームプレートは頻繁に使うアイテムです。
基本的に蒸したり、温めたりする時に使用します。
使うときは内釜を使用せず、外釜の中に置いて使用します。
その上にお皿やボウルを置いて、蒸したいものを置いて蒸していきます。
内釜
内釜は炊飯器とほぼ同じようなイメージ。
食材を煮たり、炊いたりする時に使用します。
外釜に水を入れて、内釜に食材をポイっと入れるだけ。
初めの頃は、知らずに調理中使っていました・・・、危ない。
内釜は、中身の粗熱が取れればそのまま冷蔵庫に入れてOKです。
どんなお料理ができるの?
さてさて、ここからが本題!
この電鍋で一体どんなことができるのかが気になるところ。
まずは基本の使い方を知っていきましょう。
至って簡単!これならすぐ覚えられる。
電鍋でコツがいるところは、外釜に入れる水の量です。
コツといってもお料理に必要な加熱時間に合わせて分量を変えるだけです。
※入れる具材の量によっても調整が必要
目安としては、下記のようになっています。
水の量(1カップ180ml) | 調理時間 | 調理例 |
---|---|---|
0.5カップ | 8~12分 | 火の通りやすい食材や、ご飯などの温め直し |
1カップ | 15~25分 | 冷凍食品の解凍や、根菜類 |
1.5カップ | 15~25分 | お肉・魚料理や煮物 |
2カップ | 30~40分 | おでんや具材が多い時 |
水が無くなると自動で電源が切れて調理完了なので、消し忘れも心配無し!
ケースバイケースではありますが、足りなかったら水を増やしたり多かったら途中でやめたり電子レンジの温めのような感じでゆる〜くやっていけば大丈夫です。
そうするとそのうちに慣れてくるはず!
基本的に蒸し料理と煮込み料理が大得意な電鍋。
せいろを使えば、本格的な蒸し料理ができます!
蒸しただけなのに、とっても美味しくできた!
電子レンジで野菜を温めると、水分が飛んでしまってカスッカスになりがちですが、電鍋は水分を逃さないので野菜もしっとりホックホクに仕上がります◎
蒸しパンケーキもお手のもの。
これまたツヤッツヤでしっとりと出来上がりました。
火を使わないので、スイッチをオンして放っておけば完成!
お米から、おかず、スイーツまで出来るお料理は無限大になっています。
公式HPにレシピがたくさん載っていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
オススメ追加アイテム
ここでは、電鍋と一緒に使うと便利なものを紹介していきます。
どれも低価格なので、付属のアイテムに慣れてきたらぜひ検討してみてください!
Itisyou 蒸し台 (税込¥1,210)
直径15cmで、電鍋6合炊きにぴったりのサイズ。
高さが5cmなので、付属のスチームプレートより蒸気と食材の距離が作れます。
平たいお皿などを使うときは便利です。
パール金属 中華せいろ 24cm (税込¥2,209)
やっぱり蒸し料理といったらせいろ!
せいろは、食材をふっくらほっかほかに仕上げてくれる優れもの。
栄養分が残りやすいのも嬉しいポイント。
電鍋との相性は抜群ですね。
24cmだと6合炊きのサイズにぴったり乗っかります。
ジャストサイズ見つけた!
茶碗蒸しトング (税込¥980)
電鍋で食材を取り出す時、思いの外お皿が熱くなっています・・・。
そんな時に便利なのがこちらのトング。
先っぽの出っ張りでお皿をしっかりホールドしてくれるので、結構重いものでもしっかり取り出せます。
見た目以上にしっかりフィットするので、掴む時が地味に快感。
電鍋の基本の使い方に慣れてきたら、ぜひ便利アイテムを取り入れてみてくださいね。
総評
炊飯器や電子レンジがあるからわざわざ買わなくってもいいじゃん!
って思われがちですが、あればあったで色々と便利なんです。(見た目も可愛いし。)
なんとも説得力のない言葉・・・。
やっぱり台湾料理を作る時は台湾の家庭になりきりたいし、火を使わずに蒸し料理をしたいのです。
もちろん毎日のお料理にバリバリ使える便利アイテムですが、私たちは週末の手の込んだお料理に活用予定!
これからはもっと活用していくぞ。
次回は電鍋を使って料理をこしらえてみようと思います。
お楽しみに・・・。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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