甘いものが大好きな私たち。
cafe巡りももちろん大好きですが、TAKE OUTしたおやつもお家で美しく味わいたい!
そう思って集め始めたフランスのアンティーク皿。
とにかく自己満のようにお洒落を求めて買い集めていました。
そのうちにアンティーク皿の古き良き雰囲気や、ちょっと個体差のある感じにどんどん惹かれていき今ではすごい量になっています・・・。
そこで今回は、今まで知らずして集めていた愚か者ですが改めてフランスアンティークの基礎の知識を勉強しながら改めてアンティーク皿の魅力に迫っていきます。
どこで買えるかや、私たちの保管方法も紹介しているのでぜひ最後まで読んでみてください。
この記事はこんな人におすすめ
アンティーク皿の魅力
アンティークの一番の魅力といえば、長い年月を超えて巡り巡ってやってきたという、運命のような出会い。
行ったこともないフランスから、自分達が生まれる前のものが今こうやって自分達の手元に来たと思うと考え深いものがあります。
一体どんな方が、どんなところで使っていたのか想像もつかない。
アンティークのお皿には、長い年月を越えてきたからこそ出せる美しさがたっぷり詰まっています。
古ければ何でも良いわけではなく、見た瞬間に『これだ!』というトキメキを大切にしています。
たくさん出回っているデザインのものもあれば、滅多にない希少なものまで金額もピンキリですが、自分のインスピレーションが一番大事!
安いものじゃないから、尚更慎重に購入しなきゃね。
そのお皿の歴史を感じながらじっくり鑑賞するのも楽しいです。
もちろん鑑賞だけではなく、私たちがはガッツリお料理にも使います。
どんなお料理を乗せても絵になる美しさ。
お料理嫌いの私でもお料理がちょっぴり楽しくなります!
フランスアンティークの人気メーカー
フランスのアンティーク皿と言っても、作られた場所や釜の違いなどで色々なメーカーがあります。
窯のあった地名がそのままメーカーの名前になっていることが多いね。
それを見分けるのが、お皿の後ろに記されたバックスタンプ。
今回は、フランスに人気のメーカーをバックスタンプと共に紹介させていただきます!
いろいろ読み方があるみたいですが、私たちはとりあえずメーカーの判別ぐらいしかわかりません。
同じメーカーでも年代でバックスタンプのデザインが変わるよ!
Digoin&Sarreguemines (ディゴワン サルグミンヌ)
サルグミンヌはフランスアンティーク食器の中でもとても有名で、ナポレオンも愛用していたと言われる人気のメーカー。
サルグミンヌは、ドイツとの国境に隣接する場所で1784年に創立。
当初サルグミンヌはフランス領でしたが、戦争によりドイツ領となってしまった事をきっかけに、1879年にディゴワンというところに窯を移しました。
既に制作を行なっていたディゴワンと合併して、ディゴワン・サルグミンヌという名前になりました。
その後2007年まで制作を続け、愛されながらも廃業。
Faïencerie de Gien (ファイアンスリー・ド・ジアン)
フランスの代表陶器ブランドであるジアンは、1821年パリのジアンという街で創立されました。
名前にも含まれているように、ファイアンス焼きと言われる錫釉(すずゆう)を使用した色絵陶器。
万博博覧会で金賞を受賞した事をきっかけにその名を世に広めていきました。
花や鳥など自然をテーマにした絵柄が多いのが特徴です。
今でもジアンの地で作られ続けている、長い歴史のあるブランドです。
E・Bourgeois(エミール・ブルジョワ)
1863年に創立し、南フランスのマルセイユに窯元を持つエミール・ブルジョワ。
地名がブランド名になるケースが多いですが、エミール・ブルジョワは珍しく地名ではなく人物名からの由来です。
フランスのノルマンディで生まれ、その後イギリスのロンドンで商業を学び、イギリスの陶器をフランスで販売するためにパリに戻ってきてお店をOPEN。
繊細で上質でな美しい陶磁器でフランスの上流階級に支持を得ていましたが、50年という短い期間で1918年に惜しくも閉業となりました。
そのため品数も少なく、とても貴重です。
Saint Amand(サンタマン)
サンタマンは、フランスの北部サンタマンレゾーという地で1705年に創業しました。
1705年にニコラス・デムウティールがファイアンス焼きの工場を設立。
その後、親族や陶芸家などに何回か引き継ぎを繰り返しながら営んできました。
1896年にサンタマン&アマージュという名前に変わり、その後も合併や社名の変更を繰り返し工場も増えピーク時は700人もの人が工場で働くほどに成長。
1950年頃から時代と共に工場が次々と閉鎖され、1962年に幕を閉じました。
Creil et Montereau(クレイユ・エ・モントロー)
パリの北郊外にあるクレイユ、南郊外にあるモントローが1840年に合併しクレイユ・エ・モントローがt誕生。
しかし1895年にクレイユ窯は火事になり閉窯し、モントロー窯での製作が続きました。
1920年にChoisy le Roi(ショワジー・ル・ロワ)窯と合併し、新しく社名をH.B.C.M(Hyppolyte-Boulanger Creil et Montereau)イポリト・ブーランジェ・クレイユ・モントローとして、1955年まで続きました。
おまけ
僕のお気に入りはこの謎々の絵皿!
ついつい集めたくなっちゃう・・・。
好きなメーカーごとで集めるのもいいですが、同じテイストで集めていくのも楽しいです◎
まだまだ奥の深いフランスアンティーク食器。
いつか本場のフランス蚤の市に行きたいね。
普段の生活で
アンティークのお皿は高価な物も多く、私たちはなかなか普段使いする勇気がなく土日などのちょっと手の込んだ料理の時に活躍しています。
お気に入りのお店で買った焼き菓子やパンにも相性がバッチリなので、インスタに載せる時もかっこいい写真がとれます◎
ちょっおしたお料理をこんな感じで乗せるだけで、カフェのような雰囲気に。
家でのご飯も特別感がアップします。
こんな感じで綺麗に盛り付けができるので、おやつ作りも楽しくなります!
焼き菓子とは相性バッチリ◎
買ってきたお菓子でTEA TIMEをする時にも、なんだか雰囲気が出て気分が上がります。
来客時もサッとお菓子を乗せるだけで、いい感じにおもてなしが出来ますよ◎
購入できるおすすめのお店
なかなか日本だと販売しているお店が限られてしまいますが、できれば直接見て購入したいですよね。
静岡に住んでいる私たちは、基本的にO’KEEFFE FURNITUREさんで購入しています。
近くにお店がない場合は、メルカリやネットで購入もおすすめです◎
店主さんのセンスが素晴らしく、選りすぐりのアイテムが揃っています。
お値段も比較的お手頃で、ネットよりお安い印象。
私たちのアンティークデビューもこちらのお店でした!
アンティーク皿だけでなく、素敵な木製品もたくさん揃っている私たちの大好きなお店です。
アンティーク皿の保管方法
大事な大事なアンティーク皿。
みなさんはどのように保管していますか?
私たちは持っている量が多いので、一部は魅せる収納として無印良品のステンレス棚に飾っています。
アンティーク皿とも相性がいいのでお気に入り。
そして飾りきれない分は棚の中に収納しています。
ちょっとした地震対策として、トトノのディッシュスタンドを使っています。
これならお皿も飛び出ないしいい感じ!
間には緩衝材を入れてお皿どうしが擦れて傷が付かないようにしています。
上に重ねて収納するよりも一つ一つが見やすく、出し入れも楽ちん◎
めんどくさがりの私たちは、重ねてしまうと下の方のお皿は一生使わなくなってしまうのでトトノがあって本当に良かったです。
総評
まだまだ浅い知識しかない私たちですが、アンティーク皿の魅力を日々感じております。
100年近い時代を超えて受け継がれているものだからこそ、大事にしていきたいですね。
一枚一枚の出会いが運命のようなアンティーク皿。
みなさんも、是非日々の生活に取り入れてみてくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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