思い立ったら吉日!
去年のふるさと納税で大量ゲットしたバターを消費したいと思い、お料理の苦手な私がクッキー作りを試みました。
どんなクッキーがいいかな?とレシピ探しを開始。
私の絶対条件としては、

お菓子作りを舐め腐った条件で申し訳ありません‥‥。
こんなわがままを全て叶えてくれそうだったのが、ありしゃんクッキーでした。
誰もが失敗せずに美味しく作れるはずのアリしゃんクッキー。
一時失敗をちらつかせたものの、美味しいクッキーが無事にできました。
今回は、スタンダードな小麦を使ったものと米粉のアレンジレシピも紹介しています。
こんな方にぴったりの内容をお届けします!
私のクッキーとの奮闘をぜひ最後までお見守りください。

ところでありしゃんクッキーとは?

SNSやYouTubeで話題の「ありしゃんクッキー」。
YouTuberグループ「ヘラヘラ三銃士」のありしゃんさんが考案したクッキーで、
手軽でおいしいレシピとしてSNSで大人気になりました。
さらに料理科の杉山絵美さんと一緒に“AMILY”というブランドを立ち上げ、ありしゃんクッキーはネット販売もしています。
しかし、4枚入りで¥2,000円近いのでちょっぴりと高級。
素材にもかなりこだわっているみたいなので、このご時世それくらいしちゃうかもしれませんね。

本場のありしゃんクッキー一度は食べてみたいね。
【レシピ】アリしゃんクッキーの作り方(基本バージョン)
さて早速作っていきましょう!
初めてでも、所要時間1時間あれば簡単に作れちゃいます。
材料と1時間のフリータイムをお持ちの方は、ぜひ一緒に作ってみましょう。

本家のYouTubeもぜひ見てみてくださいね。
材料

さて早速材料を揃えてみましたが、約2,000円の初期費用がかかりました。
2回目はもっと安くできますが、今回の材料費は本物のありしゃんクッキー4枚セットの値段と同じくらい。
最近は物価高でなかなかお菓子作りもしていませんでしたが、やっぱりいろいろ高いですね。

板チョコってこんな少なくて高かったけか?
しかし比較的揃えやすい材料ばかりなのが嬉しいポイント。
ちなみに今回は、バニラエッセンスをケチらせていただきました。
材料 | 分量 |
バター(無塩、有塩どちらでも大丈夫) | 100g |
砂糖 | 130g |
卵 | 1個 |
薄力粉 | 150g |
ベーキングパウダー | 小さじ1/2 |
チョコ | 板チョコ(50g)×2 |
バニラエッセンス(最悪なくても大丈夫) | 小さじ1/2 |
塩 | ひとつまみ |
そしてここだけの話。
高い高いバターはふるさと納税でたんまり貯めていたものを使いました。
毎年絶対よつ葉バターを注文していますが、とってもおすすめです。

バターってしょっちゅう使うわけじゃないけど、買うと高いんだよね。

手順
- STEP1まずはバター(100g)を常温に戻しておく
完全に溶かしきらず、四角い形を残しつつちょっと柔らかいくらいがベスト。
※忘れていた場合や、やむを得ない場合は電子レンジでOK!(500Wで30秒)
- STEP2バターと砂糖(130g)を混ぜる
最初はボロボロと混ぜにくいですが、だんだんとまとまってきます。
※電動のミキサーを使うときは、大きめのボールがおすすめです。
妻私は案の定、盛大に飛び散らかしました。(そこで分量が変わっちゃったかも。)
- STEP3卵(1個)を挿入してさらに混ぜる
電動ミキサーが怖くなったので、ここで私のお気に入りの味噌マドラー登場。
味噌だけじゃなくて、このコンパクトなサイズがとっても使いやすい。
この時点で、オーブンの余熱(180℃)を開始!
- STEP4薄力粉(150g)&ベーキングパウダー(小さじ1/2)をふるいにかけながら合流
(すいません、ふるいにかけ忘れました。)
(すいません、これまたふるいにかけ忘れました。)
こんな感じになるまで混ぜていきます。
※ここである人はバニラエッセンス(小1/2)を入れる
- STEP5チョコレートを導入
思っている以上に大きめに割るのがポイント。
(手で割るのがおすすめらしいですが、うっかり包丁で切ってしまいました。)
妻さっきからありしゃん先生の言うこと全く聞いてないひねくれ生徒。
ちなみに、これよりもうちょっと大きく割った方が良さそうです。
満遍なく生地にチョコレートが行き渡るように混ぜていきます。
- STEP6クッキーの形を作っていく(大きさはφ3cmmくらい)
だいたいこれくらいの大きさで12枚分出来上がりました。
ここからが成功と失敗の分かれ道。
↑の写真を見てもらうとわかると思いますが、これはくっつき過ぎています。
これが成功の鍵です。
※今回は、おまけでミレービスケットを差し込みました。(後々のお楽しみ)
- STEP712~15分(量と大きさで調整)オーブン(180℃)で焼く
今回は数も多かったので、しっかり15分で焼きました。
帰ってきた頃には、12枚だったのが1枚になっておりました。
でも匂いは最高。
あんなに小さな丸がこんなに広がるなんて思いもしなかった……。
- STEP8軽く塩を振って出来上がり!
仕方がないので、包丁で切ってなんとか12枚に戻しました。
ここで軽く塩を振ると味がぎゅっと締まります。
- STEP9チョコペンで可愛く仕上げる
まだまだ挽回の余地あり!
ここで誤魔化すように、可愛い顔をチョコレートで描いていきます!
そうなんです、さっきのミレービスケットは”あっかんベー”を表現したかったのです。

焼き上がりの様子と気になるお味レビュー

今回は、初めてということもあって(言い訳)こんな感じになってしまいましたが苦し紛れのデコレーションで挽回。
ありしゃんクッキーは、割と平たく大きく出来上がるのでチョコペンでお絵描きするのにぴったり!
少しずつ表情を変えながら唯一無二の存在を作りましょう。
気になるお味は、見た目によらず好評でした。
ありしゃんクッキーの良いところは、時間が経ってもパサつかずしっとりしているところ。

外側はサクッと中側はしっとり。
そこだけは上手に再現成功。
ちょっとジャンクでアメリカンなお味がたまらなく美味しい!
【米粉レシピ】アリしゃんクッキーの作り方
さてこの美味しいクッキーですが、小麦アレルギーの方に向けて米粉でアレンジしてみました。
更にチョコレートがなかったので、カカオパウダーでチョコクッキーに。
材料

材料は、基本とほぼ一緒で小麦を米粉に変更。
チョコレートをなくした分カカオパウダー20gを入れたので、その分米粉の量を20g減らして130gにしてみました。
材料 | 分量 |
バター(無塩、有塩どちらでも大丈夫) | 100g |
砂糖 | 130g |
卵 | 1個 |
米粉 | 130g |
ベーキングパウダー | 小さじ1/2 |
ココアパウダー | 20g |
バニラエッセンス(最悪なくても大丈夫) | 小さじ1/2 |
塩 | ひとつまみ |

手順
- STEP1まずはバター(100g)を常温に戻しておく
さっきと同じように完全に溶かしきらず、四角い形を残しつつちょっと柔らかいくらいがベスト。
※忘れていた場合や、やむを得ない場合は電子レンジでOK!(500Wで30秒)
- STEP2バターと砂糖(130g)を混ぜる
めげずに一回電動ミキサーを試して、結局飛び散らかす。
※電動のミキサーを使うときは、大きめのボールがおすすめです。(2回目)
- STEP3卵(1個)を挿入してさらに混ぜる
味噌マドラー再登場。
この時点で、オーブンの余熱(180℃)を開始!
ここまでは基本の作り方と全く同じ!
- STEP4米粉(130g)&ベーキングパウダー(小さじ1/2)&ココアパウダー(20g)をふるいにかけながら合流
(すいません、ふるいにかけ忘れました。)←かける気ないでしょ?
※ここである人はバニラエッセンス(小1/2)を入れる
粘度は基本のクッキーと同じくらいになりましたし。
- STEP5クッキーの形を作っていく(大きさはφ3cmmくらい)
今回は前回の失敗から学び、無理に一回で焼こうとしないで2回に分けました。
クッキー同士も少し離れ離れに。
懲りずにミレーのビスケットを差し込みます。
こちらも12枚作ることができました。
- STEP612~15分(量と大きさで調整)オーブン(180℃)で焼く
今回も15分焼きました!
くっつかずにいい感じの仕上がり。
- STEP7軽く塩を振って出来上がり!
今回は、一回の焼く枚数が少なかったので15分だと少し焼き過ぎ?
枚数と大きさで約時間の調整が必要そうです。
パラパラっと塩をかけたらベースの出来上がり。
- STEP8今回もチョコレートで仕上がりをごまかしましょう!
クロちゃんもなかなか可愛く仕上がりました!
ここまでくると、どんな顔でも愛嬌があって愛おしい。
満足がいくまでデコレーションをしたら完成です。
焼き上がりの様子と気になるお味レビュー

やっぱりお菓子作りって分量をちょっといじると仕上がりが大きく変わりますね…。
小麦粉で作った時より、米粉の方が食べた感じが軽め。
しっとり感にちょっぴり欠けていました。
決して美味しくないわけではないのですが、だいぶ食感が違います。

むしろこっちのバージョンの方がみんなに好評!
米粉を使ったり、チョコレートがなくても普通に美味しくできました!
慣れてきたら、基本レシピをもとに抹茶や紅茶などアレンジしても美味しそうですね。
総評

正直ありしゃんクッキーの本物を食べた事がないので正解の仕上がりがわかりません。
しかし、何にも知らずに食べても普通に美味しいクッキーができたので大満足!
何よりもシンプルな材料と簡単な手順が、有難いことに私の料理を楽しくしてくれました。
気負わず、ラフな気持ちでお菓子作りができるのでとってもおすすめです!
ぜひ皆さんも基本のありしゃんクッキーはもちろん、可愛くデコレーションしてクッキー作りを楽しんでみてくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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