お洒落なインテリアにこぞっと登場するCHEMEX。
私たちはコーヒーを普段あまり飲まないのですが、ずっとCHEMEXに憧れていました。
そこで、コーヒーは飲まないけど毎日お茶を飲むので、『CHEMEXを使ってみよう!』と思い購入に至りました。
この記事では、実際に毎日使ってみて分かったメリットデメリットをCHEMEXの基礎知識と一緒にご紹介します。
ぜひ最後まで読んでみて下さい。
この記事はこんな人におすすめ
そもそもCHEMEX(ケメックス)って何?
コーヒーメーカーの代名詞になり得るほど、知名度も高く大人気のCHEMEX。
CHEMEXは、アメリカのメーカーです。
見たことがあったり、実際に持っている方でも意外と知らないCHEMEX創造の歴史。
もちろん私たちも、無知識でなんとなく人気だから活用していました・・・。
歴史を知れば、もっと魅力が深まる!と思い少しだけ紹介させていただきます。
1日に6杯もコーヒーを飲んでいたと言われている、大のコーヒー好きであるドイツ生まれのアメリカの科学者ピーター・シュラムボーム博士によって開発されたコーヒーメーカー。
『誰でも簡単に美味しいコーヒーを淹れられる器具を作る!』という思いから生まれました。
実験室にあったガラスの漏斗やフラスコから、注ぎ口や空気の通り道のインスピレーションを受け今の形に至ります。そこに木の持ち手が加わり1941年『CHEMEX』が誕生しました。
ニューヨークのMoMA近代美術館にも永久展示されてるんだって!
それはすごい!そんな優れものが家にあると思うとテンション上がるね。
CHEMEXの高いデザイン性は世界中で評価され、お洒落アイテムとして知れ渡っています。
しかしそれだけではなく博士の野望のように、誰でも美味しいコーヒーが淹れられるのがロングセラーの秘訣です。
CHEMEXのシリーズ
実は、見た目は全て似ているCHEMEXですが、シリーズに分かれています。
同じような形に見えて金額が違うのは、シリーズの違いなんだね。
①クラッシックシリーズ(マシンメイド)
私たちも使っている、一番スタンダードなシリーズ。
クラシックは、マシンメイドとも言われその名の通り機械で量産的に作られているシリーズです。
金額もお手頃なので初めての方も取り入れやすいです◎
②ハンドブロウシリーズ
デザインはクラシックシリーズとほとんど同じで、ハンドメイドで作られています。
手作りなのでお値段もちょっぴり高めで、クラシックシリーズの倍以上の金額です。
その分しっかりとした作りで高級感があります。
大切な人へのギフトにいいですね。
③グラスハンドルシリーズ
CHEMEXのチャームポイントの木枠はなく、ガラス製のハンドルが付いています。
ハンドル付きなので持ちやすく、かなり洗練されたかっこいいデザインです。
木製部分がないため劣化も気にならず、お手入れなどは簡単で良いかもしれません◎
おまけ ヴィンテージ(オールドケメックス)
こちらはなかなか手に入りにくい、かなり貴重なモデルです。
私たちも実際に見たことがありません・・・。
1941年〜1960年代ごろまで、パイレックスという世界的にも有名な耐熱ガラスのブランドにガラス部分の製造を依頼していたものと、1970年代にドイツのガラスメーカーに依頼して製造していた2種類があります。
年代や生産国によってちょっとした仕様の違いを楽しめます。
金額はピンキリですがプレミアム価格なので、ハンドブロウ以上のお値段。
入手も難しいので、見つけた時は運命の出会いと考え、思い切って購入するのが吉かもしれません!
毎日使ってわかったCHEMEXのメリット
インテリア映え抜群のお洒落なフォルム
私たちにとっての一番の魅力はこれ!
すらっとシンプルながらも、持ち手に木製が付いていることによって温かみのあるデザインに。
このCHEMEXの特徴的な形にもたくさんの魅力が詰まっています。
漏斗とフラスコを一体化させたような形、持ち手に取り付けられた木枠と革紐。
全てがいいバランスで調和されています。
使っているうちにいい感じに木目に貫禄が出てきてヴィンテージ感も楽しめます。
私たちもだいぶ木目がいい感じに使用感が出てきました。
木目がボロボロになりすぎても、別売りで取り替えもできるよ!
耐久性が強く毎日使いにピッタリ
ガラス製なので買ったばかりの時は、傷つけたくなくて慎重に使っていました。
しかし慣れは怖いもので、毎日使っていると少しずつ雑な扱いに。
木枠を長持ちさせたいなら、外して洗うのを推薦されていますがガサツな私は、どうもいちいち取り外すのがめんどくさくてそのまま洗っています・・・。
意外と紐を取ったり外したりって手間なんだよね・・・。
そんな感じで普通の食器と同じようにガチャガチャ洗って使っていますが、特に傷もなく使えています。
茶渋はありますが、1年経過としては良好です。(木枠は貫禄が出つつある)
ガラスもしっかりとした厚みがあり、耐久性がしっかりあるので扱いやすいです。
飲み物を作るのに便利
コーヒーが苦手であまり飲まない私たちは、お茶やオリジナルドリンクをよく作ります。
こうした飲み物を作るとき、注ぎ口やサーバー内が大きなCHEMEXはとても重宝します。
ハーブや茶葉などの材料がたくさん入っても、注ぎ口やサーバー内にもゆとりがあるので適切に抽出することができます。
また、中央に向けてガラスが絞られているため大きなティーパックやハーブなどを入れたままコップにサーブしても中央で止まり出てくることはありません。
私たちのサイズは6カップなので、2人でお茶するのにちょうどいい量ができます。
約900ml入るのでおかわり分も含め、たっぷり飲めます。
大きさも持ちやすいちょうどいいサイズです。
たった一つのデメリット
とにかく洗いにくい
お洒落なフォルムゆえにとっても洗うのが大変。
本当に唯一のデメリットです。真ん中のくびれのおかげで、そこまでスポンジを入れて洗うことができません。
水だけで簡単に濯ぐだけにする時もありますが、続けているとやっぱり茶渋の原因に。
木目のところと、紐も外して洗ったほうが良いのですが、なかなかめんどくさいです。
おすすめの洗い方
やはり専用のブラシを使って洗うのが1番簡単。
専用のブラシもあるのですが少しお値段が張るので、私たちはダイソーの水筒用のブラシを使って洗っています。
それを使えば、そこの部分までしっかり洗うことができます。
長いブラシがあれば、洗いにくいというデメリットも無事に解決できそうでう◎
私たちも実際にやってみましたが、簡単に見違えるほどキレイになりました◎
総評
コーヒーを淹れない私たちが評価するのは少し申し分ないのですが、誰が見ても惚れ惚れする見た目の美しさ、使い勝手の良さを体感して世界で人気の理由がしっかりわかりました。
基本CHEMEXでごぼう茶を飲むというピーター博士泣かせの使い方ではありますが、毎日重宝しています。
毎日の目覚めの一杯は欠かせないね。
デメリットで紹介した洗いにくさもありますが、茶渋も簡単に落とせるので気兼ねなく使っていけそうです。
コーヒーメーカーとして使っていない私たちでさえ、CHEMEXファンになっているのでコーヒーを淹れる人たちにとってはもっとたくさんのメリットがあると思います。
お家時間が大好きな私たちは、CHEMEXを使ってリラックス時間を楽しんでいます。
コーヒー好きはもちろん、飲めない方もCHEMEXと一緒にお家時間を楽しんでくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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