せっかくの旅行なので、美味しいものをできるだけたくさん食べたい!
でも物価の高いパリは、日本にいる感覚でレストランで食べるとランチでも軽く1万円を越してしまいます。
そんな事を毎日していたら間違いなく予算オーバー。
そうならないためにも、リーズナブルな外食も挟み込んでいくのがマスト!
今回は、2人でお腹いっぱい食べて1万円以下の比較的リーズナブルなランチを紹介します。
この記事はこんな人におすすめ
おすすめ店その①Chez Alain Miam Miam
まずはサンドイッチ屋さんのChez Alain Miam Miam。
こちらはたまたま読んでいたファッション雑誌のFUDGEで、パリ特集をしていて掲載されていました。
さすがお洒落雑誌FUDGE。
載せ方も上手なので、ついつい気になり行くことに決定!
Googleマップ通りに行ってみたのですが、雑誌に載っている雰囲気とちょっと違いここであってるのか?
と不安になり、かなり混んでいるサンドイッチ屋と書いてあったのに誰も並んでいない・・・。
もう一度Googleで調べてみると・・・。
こっちの住所も載っていました!
FUDGEに掲載されていたのもこの場所でした。
あれ!なんか書いてあるよ!
前はここの市場見たいなところの一角にあったみたいですが、どうやらすぐ近くに移転したみたいです。
最初の住所のところで合っていたみたいなので、戻りました。
サンドイッチ屋さんの中でもかなり人気で日によっては1時間くらい並ぶと書いてあったので、張り切ってOPEN10分前に行きましたが、まだ誰もいなかったのでスムーズに入店。
パリはOPEN10分くらい前に行けば、人気のお店もスムーズに入りやすい!
メニューが手書きだったので、翻訳カメラでうまく読み取れず・・・。
とりあえず、サンドイッチシルヴプレで注文できました。
その後は店員さんが英語で色々質問してきてくれます!
英語がわからなくても、ジェスチャーで教えてくれるから僕たちでも理解できました!
メインもチキンとかサーモンとかが選べたので、私たちはサーモンをチョイス。
メインの具材を選んだら、その他ハムやチーズの種類を選んでいきます。
こんな感じでチーズを見せてくれて、一口ずつ味見をさせてくれます。
もちろん種類や名前は聞き取れなかったので、食べやすい味だった左の方を選びました。
そしてお姉さんが我々のサンドイッチを作り始めてくれます。
一個一個丁寧に作り上げてくれるので、混んでいるときは時間がかかるかもしれません。
具材は、メインとチーズとハムだけでなく野菜もたっぷりで、これでもかってくらいモリモリです。
最後に焼くか焼かないか選べるので、私たちはトーストしてもらいました。
店内はそこまで広くないので、混んでいるとすぐにいっぱいになってしまいそうです。
イートインだと同じメニューでも€1.5(¥255)くらい金額が上がるみたいです・・・。
私たちはテイクアウトにして歩いて10分のレピュブリック広場でスケボーをしているお兄さんたちを眺めながら美味しくいただきました。
miam miamサンドイッチ€13.5(約¥2,300)
これで大体一つ€13.5(約¥2,300)でしたので、2人で¥5,000以下で抑えられました。
サンドイッチが1つ¥2,300!?
ってなるかもしれませんが、これがパリの外食の感覚です・・・。
この写真だと大きさが伝わりませんが、サイズはかなり大きく想像している以上に具材が大盛りです。
大食いの私たちでも3時くらいまでお腹が空きませんでした笑。
そして何よりも、めっちゃ美味しい。
サーモンもたっぷりで臭みもないし、チーズもやっぱ美味しいし、焼いてくれたのでとろーり感が最高でした。
これはリアルに今まで食べた、バーガー・サンドイッチの中で一番です。
本当におすすめのお店です!
おすすめ店その②Le petit vatel
こちらは知る人ぞ知る名店らしく、フランスの家庭料理のような暖かいお料理が食べられます。
お店もかなりこじんまりした感じで、すごく落ち着いて食事ができました。
こんな感じで、メニューボードを席に持ってきてくれて説明してくれるのですが全くわからずただただ”ウィ”と返事をしていました。
それを見兼ねた店員さんが、すごくゆっくり話しかけてくれていましたが私たちはスピードの問題以下なのでやはり聞き取れませんでした。
なんとなくの理解ですが、セットにすると少し安くなるけど選べるメニューが限られてしまうとのこと。
私たちはとりあえず、美味しそうな名前のメニューを指さして注文しました。
店員のお兄さんはとっても優しく、日本人の私たちに知っている日本語を披露しては得意げに笑顔を向けてくれて可愛かったです。
お店はまたしてもOPENと同時に行ったので一番乗り!
空いているな〜と思っていましたが、出る頃には満席になっていました。
予約もできますが、しなくても平日なら大丈夫そうです。
私たちの注文したメニュー
最初にお決まりのパンがやってきました。
フランスは、パンのおかわりが自由だって聞いたけど?
パリ滞在中、チキンな私たちは大食いにもかかわらずパンのおかわりを一回もできませんでした・・・。
一番悔いに残っていることかもしれません。
レンズ豆のサラダ€7(約¥1,190)
まず最初は、レンズ豆のサラダ。
サラダをあまり食べれていなかったので、サラダはどれか食べたいね〜と注文。
おそらく私たちは、”lentilles salad”をレタスのサラダだと思い注文したので、想像と違って非常に驚きました。
こんなの頼んだっけ?
と2人で?マークを浮かべていましたが、Googleで綴りを調べたらレンズ豆が出てきて納得。
これ私たちが苦手そうなやつかも・・・と心で思い食べてみたらこれまたびっくり。
え!めっちゃ美味しいじゃん、なにこれ。
見た目以上に全くクセがなく、オリーブオイルとビネガーが効いたさっぱりとしたお味で量も多かったですがサラッと食べれてしまいました。
牛肉の赤ワイン煮込み€24(約¥4,080)
サラダを堪能しているとメインその①牛の赤ワイン煮込みが到着。
これは想像通りのめっちゃ美味しい、柔らかいお肉。
ソースも日本人の食べやすい味付けで、パンにつけて美味しくいただきました。
一緒についているマッシュポテトも、口当たりまろやかでとてつもなく美味しい・・・。
ナイフは全くいらいね。
ほうれん草のラザニア€22(約¥3,740)
こちらは、ベジタリアンメニューのラザニアです。
トマトソースがどこか懐かしいお味で、中にはほうれん草がたっぷり入っていました。
モッチモチで食べ応えがあり、これも日本人にも食べやすい味付け。
サラダも美味しく、久しぶりにしっかりと野菜が摂取できました。
ティラミス€10(約¥1,700)高っ!
そしてこれは絶対に食べたい!と心に決めていたティラミス。
サイズも大きくて、上のクリームがすっごい濃厚。
下の生地は、コーヒーがひたっひた。
甘すぎず程よく苦味があり、これこそ今まで食べたティラミスの中でダントツでした。
びっくりするほど高級でしたが、ぜひ食べていただきたいです。
すいません・・・、デザートまで食べたら1万円を超えてお会計が¥10,710になってしまいました。
おすすめ店その③Bouillon Chartier
パリといったらやっぱりこのお店、ブイヨンシャルティエ!
1869年に創業された、100年以上も続く老舗。
パリ市内には3店舗あります。
安くて美味しい大衆食堂として、大人気のレストランです。
私たちは、9区のグラン・ブールバール店に行ってきました。
ランチもディナーも予約ができないので、並ぶのを覚悟で。
行った時間もちょうど12時のお昼というのと、祝日でやっていないお店も多かったのでいつも以上に混んでいる様子。
結構な列だったので、結局1時間ほど待ちました。
ホテルの近くだったので、何回か通りかかっていましたがこの日が一番並んでいました。
時間をずらしたり、平日であればそこまで並ぶことはなさそうです。
楽しいことに、少ない人数だと見知らぬ方と相席になります。
私たちも2人だったので、2人で来ていたボーイたちと相席となりました。
席が結構狭かったので、写真が撮れませんでした笑。
荷物も電車のように上に置きます。
わからなかったのですが、隣の優しいボーイたちが色々と気にかけてくれて教えてくれました。
メニューが多くて迷ってしまいましたが、インスタの写真を店員さんに見せて無事注文。
ワインでなくオレンジジュースを頼んだ私たちを、隣のボーイたちが笑っていました。
注文をそのままテーブルペーパーに手書きで書いてくれるのがまたお洒落。
マヨネーズ卵€2(約¥340)
旦那氏が安ーい!と言って注文していましたが冷静になるとめっちゃ高い。
味はびっくりするほど想像通り。
ステーキとポテト€13.2(約¥2,240)
この日はガッツリとお肉が食べたかったのでステーキに。
肉は少し硬かったですが、味付けは癖がなぐ食べやすかったです。
パリでこの値段なら文句なし。
チキンとポテト€12.5(約¥2,125)
個人的にはこっちのチキンの方が美味しかったです。
味は、ディズニーランドに売っているチキンに似た感じ。
意外と食べるところも多く、満足感がありました。
ポテトもバターがすごく効いていてシンプルに美味しい。
シュークリーム€3.8(約¥646)
一番美味しかったのがデザートのシュークリーム。
こだわりのある感じではないのですが、どこかチープでラフな感じが好きです。
クリームもたっぷりだけど、甘さ控えめなのでくどくなく。
安いね!と言って食べていましたが冷静に考えればめっちゃ高い。
金銭感覚がなくなってしまう恐ろしいパリ。
写真を撮り忘れましたが、他にもドリンクとスープを頼んで合計が€42.5(¥7,225)。
パリでこれだけ食べてもこの値段ならやっぱり安さはピカイチだね。
おすすめ店その④Le Loir dans La Théière
手作りケーキが大人気のお店、ル・ロワール・ダン・ラ・ティエール。
不思議の国のアリスをイメージして作られた、ちょっとレトロで可愛い店内も魅力。
こちらも大人気で、長蛇の列ができていました。
結構並びそうだな〜と思っていましたが、意外と30分で中に入れました。
私たちはケーキとお茶だけにしようと思っていましたが、どうやらランチ時間のためランチメニューを頼まないとケーキは食べれないよ!と言われてしまいました。(多分)
周りを見ると、みんな何かしらランチメニューを頼んでいたので、私たちもキッシュを頼むことにしました。
店内はこんな感じで大変賑わっています。
店員さんのおじちゃんたちもとっても優しく、感じが良い。
ちょうど席の近くに、手作りケーキがずらりと並んでいたのでお料理を待っている間にケーキの見学。
どれも美味しそうで、サイズがかなり大きい・・・。
オニオンチーズキッシュ€12.5(約¥2,125)
そしてこちらが注文した、オニオンチーズのキッシュ。
わかりずらいですが、びっくりするほど大きいです笑。
玉ねぎがぎゅうぎゅうに詰まっていて、しっかり熱が通っているのかかなり甘い!
そこにチーズの塩味が加わり、甘じょっぱい幸せの味。
これでかなりお腹はパンパン。
レモンケーキ€9(約¥1,530)
そしてお目当ての、レモンケーキ。
ケーキのダントツ人気がこちらのレモンケーキらしいので私たちも注文!
大きさがエグかったので、2人で一つにしました。
想像してた味と全く違う・・・。
本当に申し訳ないのですが、初めて苦手なケーキに巡り合いました。
これは好き嫌い結構分かれると思います。
メレンゲのふわふわを想像していましたが、かなりヘビーなもったり系。
そしてめっちゃ甘い。
くどくて全然食べきれませんでした・・・。
レモンもほんのりどころかガッツリ酸っぱくて、レモンクリームの量もすごくて甘酸っぱさの対比がすごくてキツくなってしまいました。
好きな人には中毒性があっていいのかも!
美味しいコーヒーでお口直しをしてご馳走様。
おとなしくチーズケーキにしておけばよかった・・・と呟きつつ。
1人1個にしなくて本当によかったね。
キッシュ2つと、コーヒー2つと、巨大ケーキ1つでお会計が€40(¥6,800)。
お腹がはち切れるかと思うほど、ボリューミーなランチでした。
ケーキはさておき、キッシュは美味しくて雰囲気も良く店員さんも優しかったのでまた行きたいレストランの1つになりました。
おまけ ごはん屋さんでよく使うフランス語
いくら英語もフランス語もできなくてもある程度大丈夫だと言っても、できるに越したことはない!笑。
私たちが直前にちょっと覚えた簡単フレーズの中で、レストランでとってもよく使い覚えておいてよかったフレーズを紹介させていただきます。
僕はほとんどメルシーしか言ってなかったな・・・。
こんにちは | Bonjour | ボンジュール |
二人です | Nous sommes deux | ヌゥ・ソム・ドゥ |
はい / いいえ | Oui / Non | ウイ / ノン |
すいません!(話掛ける) | S’il vous plait | シルブプレ |
◯◯◯を下さい | Je voudrais 〇〇,s’il vous plait | ジュ ヴドレ 〇〇,シルブプレ |
お持ち帰りで | à emporter | アンポルテ |
食べていきます | Sur place | スュール プラス |
トイレはどこにありますか? | Où sont les toilettes? | ウ ソン レ トワレット |
お会計をおねがします | L’addition s’il vous plait | ラ ディション スィル ヴ プレ |
美味しかったです | C’est (très) bon | |
ありがとう、さようなら! | Merci, au revoir! | メルシ、オ ヴォヮ |
これだけ覚えれば、おおよそスムーズに自分の意思表示ができます!
それでも向こうの言い回しが難しかったりして、頭が真っ白になりメルシーしか言えない時も多々ありましたが笑。
ボンジュールとメルシーだけ言えれば上出来だ!
何回もレストランに行っていると、だんだんと慣れてきて多分これを言っているのだろうと予測できるようになってきます。
最初は恥ずかしかったり緊張しますが、みなさん優しいので安心してください。
総評
今回は、比較的リーズナブルなレストランを紹介させていただきました。
とは言ってもやっぱり日本と比べると、とても安いとは言えませんね・・・。
値段を気にせず食べれればいいのですが、滞在時間が長ければ長いほどそうは言ってられません。
日本と同じで、ランチの方が圧倒的にコスパが良さそうです。
夜に出歩くのは治安も心配だったしね。
みなさんの、パリでのランチ選びの参考になると幸いです。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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